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zoom RSS 月は無慈悲な夜の女王

<<   作成日時 : 2018/09/09 09:44   >>

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『月は無慈悲な夜の女王』はSF小説の古典である。人類が月に移民し、月生まれ、月育ちの世代もいる未来が舞台である。月は地球連邦の植民地として収奪されていた。その月が独立を目指し、地球連邦と戦う。アメリカ独立戦争を連想させる。無料の昼飯はないとのスローガンは自由を求める人の覚悟を示している。
一方で宇宙開発が夢や希望ばかりの世界ではないことを本書は教えてくれた。月に暮らすと体が低重力に慣れてしまい、地球に帰れなくなる。これは恐ろしいことである。また、月からの地球への攻撃は、物語の中では独立を求める月に感情移入しているものの、地球に暮らす人間としては恐ろしい。物語は大団円となったが、地球側としては月を徹底的に破壊しなければおさまらないのではないか。

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